少し寂しい。。2023WBC日本が頂点へ

大谷がマイク・トラウトとの真剣勝負を制し、日本はWBC負けなしの完全制覇を成し遂げました。

しかしこの第5回WBCを盛り上げたのは間違いなくマイク・トラウトだと思います。

MVP3回を数え、現役最高選手と呼び声高いトラウトですが、前回2017年開催を優勝で飾った米国代表をTVで見ていて、「皆本当に楽しそうにプレイしていて、そこにいなかった自分を後悔した」とのこと。

いち早く代表参戦を表明し、自ら他の選手に一緒にやろうと呼びかけました。今年32歳になるトラウト、自分のキャリアが後半に差し掛かっていることを鑑み、USAの文字を胸に国を代表してプレーする重みと尊さに気付いたのかもしれません。

3/14の報道では「こんなにグラウンドにいて楽しいと思うのは久しぶり!」と喜びを爆発させていました。

“You know, this is the most fun I’ve had on a baseball field in a while.
This is—and you can ask anybody in there—it’s so fun. It’s awesome. This is awesome.”

https://www.si.com/mlb/2023/03/14/wbc-world-baseball-classic-mike-trout-leading-team-usa

トラウトはドラフト1位でエンゼルスに入団、またプロスペクトランキングでも1位に選ばれ、19歳でメジャーデビュー、翌年には史上最年少、新人初の30本30盗塁を達成、新人王を獲得するもエンゼルスでの12年のキャリアで優勝の経験はなく、プレーオフでさえも2014年の1回しか出場したことがありません。

彼と大谷選手の対決はまさに夢のカードでしたが、アメリカ野球を体現してきたトップエリートのトラウトが、台頭し続ける大谷選手に三振を喫し、優勝の夢が崩れ去る瞬間を目にするのは、なんとも寂しい気持ちになりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です